皆様お元気ですか? g-zoneリカバリースペシャリストの高橋啓です。
今月のブログでは現在使用しているシューズ、購入しようとしているシューズは貴方に本当に適したシューズなのでしょうか?という内容になります。
今年の冬は数年に一度という大雪がありましたが、2月に入ってからは三寒四温といった春めいた気候のリズムになってきております。その分、気温差も大きくなり体調を崩しやすい時期でもあるので、感染症などに注意をしつつも日々を健やかに過ごしたいですよね。
医療用矯正インソールを使用することで下肢障害の改善に有効となる、といったことは、これまでにもお伝えしてきたことなのですが、今回はその器となるシューズについてです。
適したシューズとは
シューズとは言っても様々なタイプのシューズがあります。
どんなに優れた機能を備えたシューズでも、履く人の足にフィットしていなければ、それらの機能は一切発揮されないと言っても過言ではありません。
ちょっとイメージしてみてください。
今は子供で成長期だから、すぐに足長も伸びてサイズアウトするだろうからと実測よりも2cm大きいシューズを購入して履いたとします。そのシューズで全力ダッシュができるでしょうか?ズレが生じて転倒することもあると思います。
さらにイメージしてみてください。スリッパで全力ダッシュしてくださいと言われたらできるでしょうか? ダッシュしようにも脱げそうになるから無理だと感じて、セーブしようとなりますよね?
これらのことからも、フィットしていないシューズは全力プレーの妨げにも成りうるし、障害発生のリスクにも成りうると言えます。
靴購入時にキーポイントとなる名称は皆様ご存知でしょうか?
レングスとウイズです。レングス(足長:かかとから爪先までの長さ)の表記はみなさんご存知と思いますが、ウイズ(足囲:前足部の周径)という言葉は知っているでしょうか? 前足部をぐるりと測った数値になります。ウイズはA(せまい)〜G(広い)まであり、その中でもよく目にするのはE,2E,3E, 4Eになると思います。
私が幼少の頃には全く知りませんでした。ただ父親の革靴底面には25.0cm 3Eの表記があったとおぼろげに記憶しています。現代ではビジネスシューズやパンプスなどには表記されているものが多いですし、メーカーホームページを閲覧すると記載しているものがほとんどです(ナロー、スタンダード、ワイド、エキストラワイドという表記にしているメーカーもありますし、なかには記載してないものもあります)。
日本人は甲高幅広といったイメージが先行して幅広のものを購入しておけば間違いないなと思われている方も意外と多いのではないでしょうか?
最近巷で流行っている優れたスリップ抑制機能を備えたソックスでも、シューズ内のスペースが余りすぎた状態では効果を発揮しきれません。
足にフィットしたシューズを使用してみると、それまで抱えていた痛みが激減したというケースも多く聞きます。
当院では3月より試し履き用シューズを置いてシューズ選びのサポートを行うことにより皆様の健康をお守りし、パフォーマンス向上のお役に立てるよう新たなサービスを始めていきます。合わせてシューズ販売も開始していきます。実店舗に行ったら既に欲しいシューズが廃盤となっていた、該当サイズがなかった、どこの店舗に行けば良いかわからないし時間もない、と行ったお客様をサポートするためです。
自分にフィットしたシューズにオーダーメイドインソールのフォームソティックスを組み合わせると、その使用感はこれまでにない更に最高のものになるでしょう。
どうぞお楽しみにお待ちください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
足元から健康に!
高橋啓でした。