トマト豚丼
「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、トマトは栄養価の高い食材です。トマトにはリコピンという成分がたっぷりと含まれます。リコピンはカロテノイドという赤色の色素成分のひとつで、このような植物がもつ色素成分は、植物が紫外線などの有害なものから身を守るために自ら作り出しているものです。カロテノイドは抗酸化作用を発揮し、体内で発生する活性酸素を除去する働きがあります。過剰に生成された活性酸素は、体内のたんぱく質、脂質、DNAなどを傷つけ、生活習慣病の原因になるともいわれています。リコピンは脂溶性であるため、油で炒めることで吸収率が高まります。トマトの程よい酸味が効いて、通常の豚丼よりさっぱりと食べられます。夏休みのランチにもおすすめです!
◎材料(2人前)
・豚こま切れ肉 200g
・トマト 1個
・玉ねぎ 中1/2(100g)
・サラダ油 小さじ1
A
・醤油 大さじ3
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1.5
・砂糖 小さじ2
◎作り方
①玉ねぎは薄切り、トマトは8~10等分にくし切りにする。
②フランスパンに油をひき、豚肉と玉ねぎを炒める。
③玉ねぎがしんなりしてきたら、Aの材料を混ぜ合わせてフライパンに加える。
④蓋をして弱火で10分ほど煮込む。
⑤トマトを加えて、蓋をしてさらに弱火で5分煮込む。
⑥器にご飯を盛り、⑤をのせ、お好みでねぎを散らす。